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温浴と深部体温(1)

 先日社内で、体温を上げると免疫力がアップし、40度くらい(温度には諸説あり)になるとガン細胞も死滅するということが話題になりました。
 
しかし、そうだとしたら日本人には熱い風呂に入る習慣があるのに、どうして世の中からガンがなくならないのでしょう?体温を上げるのはそんなに難しいことなのでしょうか?
 
ちょっとネットで調べてみると、一口に体温と言っても外部環境に影響されやすい体表と体内では温度が異なること、そして内部が空洞状になっている臓器は温度が上がりにくいことなどが分かりました。
 
ということは、空洞状の臓器である膀胱の内側にある尿の温度が上がるくらいまで身体を温めることができれば、深部体温は確実に上がっているはずだよね、と話が展開していきます。
 
実験してみたら面白いかも、と言いつつ、何故か私の方を見る2人。
 
「いや、ちょっと待って。どうして俺が尿の温度を計らなくちゃいけないの?だって一応俺が社長だし。人体実験やるとしても俺じゃないよね?」
 
…そんな話をしていた2日後、私の机の上にはAmazonから届いたデジタル温度計が置かれていました。
 
米澤専務に
「自分でやったらいいじゃん!」
と言うと、
「俺はそこまで熱い風呂我慢できないから。」
とか巧妙な理由を持ち出す。
 
かと言ってまだ20代のうら若き女性である茜ちゃんに尿の温度を計るような人体実験を強要することもできない。
 
仕方なくその温度計を自分のカバンにしまいつつ、「まだやると決めた訳じゃないからな。」と牽制しておく。
 
そして迎えた日曜日。冬型の気圧配置で全国的に冷え込み神奈川県でも最低気温は氷点下に。寒い部屋でパソコン作業をしていたら足先が冷たく冷えきってしまい、「風呂で温めるか」と思った時にふとカバンに入っているデジタル温度計のことを思い出す。
 
そうだ、風呂の湯温でも計ってみようか。
 
金属の棒を浴槽の湯に入れるとすぐに表示温度は40度を越える。さすがデジタル温度計。

Photo

では身体が冷えきっている今、自分の尿の温度はどのくらいなのだろうか?
 
この強い知的好奇心には逆らうことはできず、検尿よろしく紙コップに採尿してすぐに温度を計ってみた。
 
すると、なんと温度計の数字は36度で止まる。そんなバカな。

Photo_2

いくら寒さで身体が冷えているとはいえ、常日頃から運動と温浴で体温アップに努めているし、昔海で遠泳しているときに排尿したらすごく暖かさを感じたし、雪に尿をかければどんどん融けたし、自分の尿の温度にはちょっと自信を持っていたのに。
 
軽くショックを受け、尿温度上昇実験を実行する決心がつきました。
 
いや、本当は最初から実験をするつもりがあったのかも知れません。何故なら先程の検温で全て排尿しきってしまうと次の検温ができないと思い、半分くらいは出さずに途中で止めていたのですから。
 
それはともかく、36度にまで冷えきった膀胱を早く温めてあげなければいけません。追い焚きスイッチをオンして浴槽に入る。さらに湯温を上げていきます。
 
5分経過。湯温は43度まで上昇。額に汗をかきはじめました。
 
10分経過。汗だらだらですが、膀胱の尿が温まるにはもっと時間が必要かもと思ってまだ我慢。
 
15分経過。湯温は45度も超えました。熱さ我慢が目的ではないのでここで追い焚きをストップ。

Photo_3

ほどなくして我慢の限界となり、浴槽から脱出。残しておいた尿を紙コップに出して検温。
 
浴槽に入ってから18分で尿温度は37.5度。スタート時点より1.5度上昇しています。しかし、癌を撲滅するほどの温度には至りませんでした。

Photo_4

今回の実験で分かったことは、体内の深部まで温度上昇させるにはかなりの加温時間が必要だろうということです。
 
ちょっと温まって汗をかいたくらいでは深部体温を40度前後に上げることはできませんでした。
 
・湯温をあまり熱くせずにもっと長時間入浴した方がいいのか?
 
・途中休憩をはさんで繰り返し入浴した方がいいのか?
 
・サウナや岩盤浴ならどうなるのか?
 
・運動による体温上昇はどうなのか?
 
興味は尽きません。今後もいろいろなパターンで試してみたいと思います。

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