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限られたスペースだからこそ

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 先般新潟県でリニューアルオープンした温浴施設はビジネスホテルと併設でしたが、温浴部門を改装した結果、ほとんど改装していない宿泊部門の業績が絶好調になったとの報告を聞いて、以前にもそんなことがあったのを思い出しました。

有馬温泉太閤の湯も、以前は有馬ビューホテルに併設される有馬ヘルスセンターという大型ヘルスセンター業態でしたが、温浴部門を大規模リニューアルし、有馬温泉太閤の湯へとブランドチェンジしたところ、温浴部門だけでなく宿泊部門の稼働率や平均客室単価にも大きな波及効果が生まれました。

日帰り温浴マーケットは現在成熟期に入っており、業績改善やリニューアルには相当な知恵と工夫が必要ですが、直接意図していなかった宿泊部門の業績が向上するのはいささか拍子抜けな気がします。

 考えてみると、温泉やサウナでリラックスし、その後すぐに横になって眠れるのは至福の体験ですが、日帰りの施設では仮眠がせいぜいです。アルコールは飲めませんし、ぐっすり眠るわけにも行きません。そこに制約がない宿泊施設だからこそ、強みを活かせる温浴強化が大きな集客効果につながるのだと思います。

特に、熱いサウナから冷たい水風呂そして外気浴という急激な温度差刺激は、一時的に強い緊張感を与えますが、その緊張の反動で深いリラックス状態となり、眠くなる効果があります。ストレスの多い日常で自律神経失調となり、うまくリラックスできなくなっている人や不眠症の人にはサウナ浴が最適なのです。

残念ながら、専業の温浴施設以外で大浴場をもつ業種においては、浴槽の大きさばかりが重視されており、サウナや水風呂、露天リラックススペースなどは今のところ優先順位が低い傾向にあるようです。

宿泊施設がスーパー銭湯や健康ランドのように大規模な浴室スペースを確保することは難しいかも知れませんが、限られたスペースだからこそ、従来の常識にとらわれずにそれぞれの施設の環境を活かした温浴の楽しみ方を追求することが、顧客の強力な支持につながるものと考えています。

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