« うちのサウナは何度? | トップページ | あたるクーポンのやり方 »

焼き塩を作ってみました

【お風呂の実験室シリーズ】

 我が家の浴室には、塩が常備されています。その用途は浴槽に入れる入浴剤と、ソルトマッサージ用です。
 
日本の温泉のうち、塩化物泉は総源泉のうち約1/4を占めるポピュラーな泉質です。
温泉法では、温泉水1kg中に1000mg以上の溶存物質が溶け込んでいると温泉として認定されますので、家庭用の浴槽を仮に200Lとすると温泉と同等の濃度にするためには200g以上の塩が必要ということになります。
ところが、家庭用入浴剤はその主成分が塩化ナトリウムであることも多いのですが、1回分のパッケージは50g~70g程度が多いようです。つまり、薄いのです。その分着色料や香料で気分を出していますが、薄いので効能は温泉には及ばないでしょう。
それならもっと塩を入れてしまえ、ということで塩を大量に購入しました。
並塩と呼ばれる安価な塩なら25kg1500円程度で入手できますので、1回分200gとしても125回分、1回あたり12円程度のコストで温泉並の塩分濃度を楽しむことができます。
 ソルトマッサージは塩を手に取り、全身を塩もみします。するとスクラブ効果で余計な角質が取れて肌がすべすべになるのです。
また乾燥肌や敏感肌で、塩の粒子が肌を傷つけてしまう不安がある人は、塩を水で溶かしてからその塩水でソルトマッサージするだけでも、肌を整え、傷や湿疹の治りを早める効果があるようです。
 
 さて、ここまでは一般的な塩の効果の話ですが、今回は「焼き塩」を試してみました。
 
焼き塩というのは塩を高温で焼いたものです。昔はにがりでベタベタの塩が多かったので、塩を炒ってサラサラにすることは普通に行われていましたが、最近は一般的に売られている塩がサラサラなので、焼き塩は特別な健康食品として売られているようです。
前述の並塩を焼いたらどのような変化が起きるのか、実際にやってみました。

Dsc_0640

手順は、
・先にフライパンを空焚きして、洗っても残っていた油分等を飛ばす
・塩を入れる。量は適当。今回は300gくらい。
・途中かき混ぜたり、塩の塊を崩したりしながら強火で焼き続ける。
・全体がサラサラになって、徐々に焼色がついてくる。
・フライパンと塩から発せられる輻射熱がきついので、20分くらいでギブアップ。
と、いい加減なものです。焼いた後はきめ細かいサラサラの塩になり、少し焼き色がつきます。

Dsc_0642

この焼き塩を入浴剤として浴槽の湯に入れ、また妻と娘にはソルトマッサージをしてもらいました。
湯の方の変化は、正直よく分かりませんでした。元々塩にはよくあたたまる効果がありますので、それが多少強化されていたとしても体感できるほどの違いにはならないようです。
ソルトマッサージの方には劇的な変化がありました。妻と娘は、「いつもの塩はピリピリしたりしみることがあるけど、それがない。しかも塗っている時にすごくツルツルする。」との感想。
私も試してみましたが、確かに塩を塗りつけている時のツルツル感はpH9くらいのアルカリ性温泉に近いものがあります。
塩を焼くことでどのような変化が起きているのか、化学的にはまだ解明しておりませんが、体感的には明らかな違いがあるようです。

塩サウナなどで塩を提供している温浴施設では、時には変化をつけて焼き塩を提供してみるとお客様に喜ばれるのではないでしょうか。 

 

┘┘────────────────AQUTPAS Inc.
  株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
  〒104-0061東京都中央区銀座3-11-5 第2中山ビル7階
  TEL:03-3524-2681 FAX:03-3547-6126
 ・公式サイト: http://www.aqutpas.com/
 ・通販サイト(浴場市場): http://www.yokujoichiba.jp/
 ・Facebook: http://www.facebook.com/yoshihisa.mochizuki
──────────────────────┘┘┘

|

« うちのサウナは何度? | トップページ | あたるクーポンのやり方 »

温浴と健康について」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/176318/59379692

この記事へのトラックバック一覧です: 焼き塩を作ってみました:

« うちのサウナは何度? | トップページ | あたるクーポンのやり方 »