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誰が温浴業界を進化させるのか?

 2011年より、株式会社アクトパスの社長業もコンサルタント業もほぼ休止して、温浴施設の事業再生の現場にどっぷりとハマっておりました。

リニュールオープン後数ヶ月は現場に泊まり込んで自宅にも帰れない日々が続き、まもなく2年が経過しようとしている今も、様々な経営課題の解決に取り組みながら、時には現場のオペレーションにも加わっています。

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私が温浴業界に関わるようになって15年以上が経過しますが、コンサルタントではなく、実際に現場運営責任者の立場に立ってみて痛感したことがあります。

それは、今の温浴施設の運営現場がいかに多忙を極め、余裕がないかということです。

温浴施設の運営現場は、特殊なハードの維持管理だけではなく、様々な企画やイベントで集客に力を注ぎ、接客サービスでは飲食業や宿泊業に追いつけと努力し、そして公衆浴場業、飲食業、小売業、リラクゼーション業など複数の業種を兼業し、きめ細かいマネジメントやコスト管理も必要とされる時代です。

どんなにスーパーマンのような能力を持った支配人であっても、ひとりで館内すべての業務に精通し実行することは困難なレベルまで来てしまったのかも知れません。

 経済の低迷や過当競争で資金的余力を失い、運営業務内容は複雑で高度なものになって忙しくなる一方。良い人材はなかなか集まらない。そんな苦境に陥っている温浴施設が全国にたくさんあるように感じています。

前回記事にも書きましたが、業態進化どころではありません。日々施設を回していくのに精いっぱいなのです。

答えは現場にあり」と言いますが、温浴施設の現場が進化するための取り組みに資金や時間、人手をかけることができないでいるとしたら、これからどうやって温浴業界は進化していくのでしょうか?

それは、温浴ビジネスに関連する周辺業種、つまりメーカーや設計、コンサルタント、運営受託etc.の関連事業者の役割に期待するところが大だと思っています。

現場にいる時、施設を訪問してくる関連事業者の皆さんに対して私自身が切実に感じていたのは、
・理屈や情報はもういいから、実際に仕事を手伝って欲しい。
・現場で解決困難なことを代わりにやって欲しい。
・あるいは現場が手間暇をかけなくてもすぐ使えるレベルまで完成度を高めて欲しい。

といったことでした。

逆に言うと、どの会社もそれぞれの専門性にあぐらをかいて現場レベルまで歩み寄ってくれなかったり、過去の成長期の遺産にしがみついて保守的な考え方しかできなかったりといったところが多く、実際の問題解決には役に立たないことが多かったのです。

これでは業界進化どころか、温浴業界もその周辺も一緒にますます沈んでいく一方なのではないか…という危機感を持たざるを得ないというのが正直な気持ちです。

微力ながら、私ども株式会社アクトパスも過去のビジネスモデルにとらわれずに、新しいチャレンジをしていかなければならないと考えています。

胎内浴」をプロデュースしてプログラムCDを制作したり、ニフティ㈱さんと組んでネット販促支援ツール「ニフパス」を開発したり、蒸気発生器「熱岩石」を製造したり…近頃の何屋だか分からないちょっとヘンな動きはその流れです。

┘┘────────────────AQUTPAS Inc.
  株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
  〒104-0061東京都中央区銀座3-11-5 第2中山ビル7階
  TEL:03-3524-2681 FAX:03-3547-6126
  公式サイト: http://www.aqutpas.com/
  通販サイト(浴場市場): http://www.yokujoichiba.jp/
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