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晴れてる時は傘を貸し、雨が降ると取り上げる

 先日、温浴事業を営む某会社と、その会社に融資している銀行団との会議に出席しました。

その会社は現在深刻な資金繰り難に苦しんでおり、議題は返済条件の変更(リスケ)と経営再建計画といった深刻な内容です。

銀行団からは厳しい質問や要求が次々と突き付けられたのですが、一行だけ、他とは違うスタンスの支店長がいました。

その支店長の発言はこんな感じです。

「計画が妥当だと判断して融資したんだから、貸主側にも責任がある。」

「結局この会社を生かすのか殺すのか。生かすなら前向きな話をしなければ意味がない。」

今までいろいろな銀行に事業計画の説明をしたり、融資の折衝をしたりしてきましたが、このような発言をするバンカーに会ったのは人生で初めてでした。

事業を理解する気概のあるバンカーなんてマンガの中だけの話で、銀行というのは「晴れてる時は傘を貸し、雨が降ると取り上げる」ものなんだ、と思っていただけに、びっくりでした。

最終的にこの話がどうなっていくのかはまだ分かりませんが、こういう人と会うと「世の中捨てたもんじゃないなぁ…」と嬉しくなります。happy02

 いま、業績の悪化や施設への再投資、貸し倒れなど、様々な要因によって資金繰りが悪化するケースは非常に増えていると思います。

その結果、過剰なコストダウンやリストラが顧客不満足につながったり、投資すべきタイミングに投資できない、安物買いの銭失い…といった悪循環が起こり、ますます厳しい状況に陥ってしまうことがあります。

経営者として常に意識しておかなければならないのは。
・資金繰りを甘く見ずに、常に予測を立てながら健全な状態を保つ
・資金繰りが悪化した時は財務的な解決を図ることを第一とし、営業現場にしわ寄せがいかないようにする
ことです。

これは人の健康法と同じで、
・日頃の健康診断や体調管理で健康な状態を保つ
・体調を崩した時は無理をせずに、まず体調を整えることに専念する
ことに通じます。

風邪くらいならまだしも、深刻な病気になってしまうと、自分が苦しいだけでなく周りの人にも大きな負担をかけます。

「健康第一。」と言いますが、それは企業経営も同じことなのでしょう。

 今までたくさんの温浴経営者達と苦楽を共にしてきました。廃業するかどうかという局面から経営再建を果たしたこともありますし、破綻して廃墟になってしまった施設の再生も経験しました。

健全な温浴経営を続けるためには、「決してやってはいけないこと」「やらなくてはならないこと」があります。これを知っていれば、最悪の事態を迎える前に経営を健全に回復させることができると考えています。

恒例となりつつある春の温浴経営セミナーですが、今回は「危機を乗り越える経営法」をテーマにしました。温浴業界が末永く健全に発展していく一助となればと願っております。

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。happy01

■「危機を乗り越える経営法」セミナー
■日時:2011年3月16日(水)13:00~17:00(セミナー後懇親会あり)
■会場:東京ビッグサイト会議棟 609(東京都江東区有明3-11-1)
■詳しい内容・お申し込みはこちら → http://www.aqutpas.com/seminor/sem20110316.html

┘┘────────────────AQUTPAS Inc.
  株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
  〒104-0061東京都中央区銀座3-11-5 第2中山ビル7階
  TEL:03-3524-2681 FAX:03-3547-6126
  公式サイト: http://www.aqutpas.com/
  通販サイト(浴場市場): http://www.yokujoichiba.jp/

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