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水質といってもいろいろありまして

Orp この写真は、ある飲用温泉水の販売をしている企業様が持ってこられたサンプル水の、酸化還元電位を測定しているところです。

弊社の水道水、ミネラルウォーターと比較しています。

 酸化還元電位というのは、ORP(Oxidation Reduction Potential)とも言い、熱帯魚飼育やアクアリウムなどでシビアな水質管理をしている方ならお馴染みの指標ですが、一般にはまだあまり知られていない概念です。

 その昔、船井幸雄会長(当時)から、「コンサルタントだったら酸化還元電位のことくらい分かっておかないといけませんな。」などと言われて、5万円くらいするORPメーターを購入したのです。

正直なところ、当時は「経営とはあんまり関係がなさそうだけど…」と思いながら購入したのですが、実際にいろいろな水の酸化還元電位を測定してみるのはなかなか面白い経験でした。

(今になってみると、酸化還元電位に限らず、「世の中には、表に出回っている情報だけでは分からないことがたくさんある。」ということを身を持って知るキッカケになったのかも…。)

 水にはいろいろな性質があり、その測定方法も多種多様です。

公衆浴場であれば、安全衛生上必ず実施しているのが残留塩素濃度測定(DPDテスト)、そして定期的なレジオネラ菌や大腸菌群の検査があります。また温泉水であれば、各種温泉成分の含有量やpH値などを分析し掲示しています。さらに見た目の濁りぐあいを測る「濁度」なども重要な指標です。公衆浴場以外の世界に広げれば、もっと様々な指標があります。

しかし、飲用・浴用いずれにしても、まずは「殺菌によって安全性を確保すること」が先決で、先進国でもようやくその段階をクリアした程度です。

「どのような性質の水を用いると、健康や美容に良い効果があるのか」という究明はまだまだ非常に浅いもので、まだ経験的に「この水が良いようだ」と言っているのと大差ないというのが実情だと思います。

酸化還元電位にしても、熱帯魚だったら生死に関わることなのですから、人間にとっても軽視できない指標なのではないでしょうか。

「安全性」という問題をクリアすれば、次の段階では必ず「水の品質」ということが問題になってくるはずです。

湯量と温度に恵まれ、塩素殺菌をせずにかけ流しで提供している温泉に行くとつくづく思うのですが、いい温泉は入っているだけで本当に気持ちの良いものです。

好条件が揃わないとそうはならないからこそ、良い温泉には稀少価値があるわけですが、この気持ちの良さを分析し、人工的に再現できるような技術も、いずれ生まれるのではないかと期待しています。

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