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大事なものは目に見えない 3

 温浴事業に取り組む皆さまには、事例研究(視察)をおススメしていますが、この事例研究(視察)のやり方にもいくつかのコツがあります。

最も大事なことは、「とにかく大量に体験する」ことです。プロとしてそのビジネスに取り組むのであれば、当然100箇所くらいの温浴施設の入浴体験はしていただきたいと思っています。

私の場合、数多くの温浴施設の経営数値を見てきたこともあり、入館して1分も居れば、大抵その施設の年間客数と客単価、売上高のイメージが浮かんでくるようになりました。

数字はともかくとしても、大量の体験をすることで、繁盛店と普通の店と不振店の違いを、肌で感じることができるようになります。

また、ひとつの課題に対する対応にもたくさんの選択肢があり、それをどのように使い分けていくのかということも理解できるでしょう。

 成功事例やノウハウと言われるような情報も、そのままパクろうとしても上手く導入できないことがありますし、必ずしも期待した成果が出るとは限りません。

Kawaranoyu 例えば、おがわ温泉花和楽の湯にも、たくさんの業界関係者の方が視察にいらっしゃいますが、中にはメジャーを持ってきて寸法を計測したり、写真を撮りまくったりしている方がいるいう話を聞くと、「そんなことをしたって…」と残念に思います。

私や新田社長の考えとしては、まだまだベストには程遠いと思っている部分がたくさんあります。それなのに、本質を理解しないまま表面的な形だけを真似することには何の意味もないと思うのです。

本当に大切なのは「何故そうなっているのか」を感じることであり、その事情や意思を踏まえて、それぞれの環境に置き換えた時にどういう判断になるか、なのです。

 私自身も、コンサルティングの中で、ニュージャパンサウナやおがわ温泉花和楽の湯などの事例をお伝えすることがあります。

しかし、いくら説明しても、他の施設でそれを同等以上の水準で実行することはなかなかできません。

企業の生い立ちや環境、人材、コンセプトなどが違えば、本質的な部分をマネすることは困難なのです。それぞれの事情に置き換えた時、初めてモデル事例情報が活きてくるのではないでしょうか。

 確かに今日まで温浴業界は、海外の施設を真似たり、成功事例と言われるパターンを模倣して発展してきたと思います。

それはそれで必要な業界発展のプロセスだったと思いますが、そろそろ新しいアイデアを生みだすことができるだけの体験を積んできていると思いますし、これからはそういった新たな挑戦が必要な時期だと思うのです。

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