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男女比率を考える

 国勢調査によれば、日本の男女別人口の比率は男性:女性=49:51です。

経験則ですが、一般的に温浴施設の男性客と女性客の比率も、ほぼ半々から、やや女性が多いくらいのようです。

立地的に、繁華街や観光地のような特殊要因がある場合は、その立地特性に影響を受けて男女比率が変わる場合もありますが、一般的に近隣商圏の住民を対象にして自然にまかせた集客活動をした場合は、上記のように半々からやや女性が多いくらいになるようです。

 ところが、特に立地に特殊要因があるわけではなく、普通に営業しているはずなのに女性客の方が少ないというケースがあります。

先日も、スパネット倶楽部の会員さんと電話相談を行ったのですが、業態は普通の健康ランドで立地条件も特別な要因はないと思われるのに、女性客比率が4割くらいだったのです。

このような場合、少なくとも男女半々くらいまでは、それほど特別なことをしなくても増客できる可能性があります。

つまり、男女比率が6:4から6:6になれば、客数20%アップということです。

そうなるためには、「何故女性客が少ないのか?」という点で館内を見直してみる必要があります。

浴室、脱衣室、化粧コーナー、レストラン、休憩コーナー…館内のあらゆるところで、男女の求めているものや、許せないものに違いがあるのです。

 温浴施設では、支配人をはじめとして経営幹部は男性であることが多いようです。男性の視点中心で計画され、運営されているために、女性客特有の心理に気づいていない可能性があるのではないでしょうか。

女性幹部がいなくても、女性スタッフから意見を募ってみたり、館内アンケートを男女別にクロス集計してみたり、女性客モニター制度をやってみたりといった方法もありますので、ぜひ取り組んでみてください。

 さらに、女性客を重点ターゲットと考え、意図的に女性客を集客しようとする施設があります。

カップルにしてもファミリーにしても、「今日はどこに行く?」という最終決定権を持っているのは女性である場合が多いようです。いくら男性が「温泉でも行くか!」と言っても、女性が「エ~」と言えばそれで終わりです。また男性には見られない「女性グループ客」という客層もあります。

女性客を重点ターゲットとして、館内サービスも広告宣伝も女性客を重視した結果、男女比率が4:6~3:7になっている繁盛店があるのです。

これはマーケティング戦略の勝利と言えるでしょう。

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