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どうか、だまされないで。2

 温浴施設やレジャー施設に関する情報で、「年間●万人の集客」という表現を見たり聞いたりしたことがある方は多いと思います。

何故か温浴業界では年間客数を気にする傾向があるようです。

 一日平均300人で年間客数は109,500人ですから、本当はそのへんにある小売店や飲食店でも、ちょっと大きい店や繁盛店だったら年間10万人を超える店もざらにあるのですが、そういった店について年間客数を伝える話はまず聞くことがありません。

「年間●万人!」という表現をするとなんとなくスゴそうに聞こえます。マスコミもそういう表現を好んで使っていますが、そんな数字に驚いたり一喜一憂する必要はまったくないのです。

経営に大事なのは売上であり利益ですから、客単価を考慮しないで客数ばかりを論じてもあまり意味がないのです。

 例えば年間20万人集客していたとしても、客単価が500円だったら売上は1億円ですから、設備投資や固定経費の大きい温浴ビジネスとしては充分でないかも知れません。もしその施設が10億円でつくられたものだとしたら永遠に投資回収できませんし、大赤字です。

 何故このようなことを書こうと思ったかというと、客数ばかりを気にして安すぎる入館料を設定してしまっているケースが結構あるからなのです。

  • 入館料は、お客様がハードとソフトをあわせてどれだけの価値と受け止めるのか?ということに見合った水準で設定されなければいけません。そのためには周辺競合店の価格設定と内容のバランスをよく調べる必要があります。
  • また、高く設定すれば客数は減り、安くすれば客数は増えますから、集客予測と施設の収容人員とのバランスも考慮する必要があります。
  • さらに水道光熱費や入湯税など個別事情を考慮した利益率や投資回収年度を考えた上で、最適な入館料を決定しなければならないのです。

ちょっと小難しいようですが、このような視点さえ持っていれば、

「安くした方がお客さんがたくさん来ますよ。(ニヤリ)」

などと、いい加減なことを囁く悪い人たちに騙されることはなくなる、ということを知っておいて欲しいのです。

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