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温浴施設(銭湯・スーパー銭湯・健康ランド・日帰り温泉・サウナ・その他浴場を持つあらゆるビジネスの)コンサルタントブログ【一番風呂日記】にようこそ!

このブログは、温浴ビジネスプロデューサーの望月が、仕事で体験したことや思ったことを気まぐれに綴っています。温浴ビジネスの経営に関することや現場で実際に起きたことなども、どんどん書いていきたいと思います。(秘密保持契約に違反しない範囲内で…) Ichibanburo_1 

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サウナタイマー事業譲受の経緯とご挨拶

◆サウナタイマーの謎(20160928メルマガより)  日本には耐熱サウナタイマーを製造する会社が3社ありまして、浴場市場ではいずれの製品も取り扱っています。 そのうちの1社の社長様とゆっくりお話しする機会を得て、前から気になっていたことを...

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最近のメルマガから

今年1月にスタートした日刊メルマガが気づけば100号突破。毎日お付き合いいただいている購読者様には感謝申し上げます。 100号突破を記念して、最近の記事をいくつかご紹介させていただきます。 ───────────── 【日刊アクトパスNEW...

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東日本大震災から5年が経ちました

日┃刊┃ア┃ク┃ト┃パ┃ス┃NEWS┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━━┛ 有料メルマガ「日刊アクトパスNEWS」会員の皆様 今日は 2016年3月11日です。 東日本大震災から5年が経ちます。 今日はニュースやfacebookに震災関連の...

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配管洗浄について

 公衆浴場の濾過循環設備は、その運用方法によって年1回〜4回の水質検査、年1回以上の配管洗浄(生物膜除去)が必要とされています。 義務だからということではなく、安全安心な浴場環境を提供するために当然やらなければならないことなのですが、この配...

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水素ブーム

 いま、水素水が静かなブームとなっています。 思えば今から15年くらい前、故舩井 幸雄会長が講演で「長寿で知られるパキスタンの村では、酸化還元電位の低い水を常飲していた」といったことを話しており、それに興奮して高価なORPメーター(酸化還元...

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冬こそ外気浴

今日は 2016年1月30日です。 今日は全国的に雲が多く、関東以北では冷え込みも厳しいようです。 こんな季節にこそ、大いにアピールして欲しいことがあります。 それは「外気浴」です。 ◆冬こそ外気浴  露天風呂で長湯をしてものぼせない。サウ...

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【日刊アクトパスNEWS】 第2号 2016年1月27日

今日は 2016年1月27日です。 昨日に続き、第2号です。今日はスマホからの配信にチャレンジです。 これが成功すると、移動中でも食事中でもメールニュースを配信することができるようになります! IT技術の進歩に支えられています。(笑) ◆ロ...

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有料メールマガジンをはじめました。

「日刊アクトパスNEWS」では、私どもが温浴業界で活動する中で知った最新の情報や、一般に公開しにくい情報を、会員様限定で優先的にお知らせするものです。 内容は温浴に関連するあらゆる分野におよびますが、公開しているブログやFacebookと違...

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温浴の未来を語ろう!

  最近、全国でもトップクラスの繁盛店である温浴施設の経営者が、最低賃金水準の動向を気にされていることを知り、分かっているつもりでしたが、ちょっとショックを受けました。   業績不振で苦戦している施設ならともかく、有数の繁盛店なの...

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2016年、温浴業界はどうなる?

 2年前の年の瀬が押し迫った時期に「2014年、温浴業界はどうなる?」という記事を書きました。   1年前の年末はあまり希望的観測をかけるようなネタがなくて、筆が進みませんでした。   今年は久しぶりに来年の予測を書いて...

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時々の初心忘るべからず

 2006年4月、アクトパス創業時の志は、温浴ビジネスのコンサルティングにとどまらない総合プロデュースを目指すことでした。   当時コンサルタントとして多くの温浴施設で仕事をさせていただき、情報提供やアドバイスだけで確実に成果を出...

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すべては健康と長寿のために(4)

 『あらゆる運営努力は、ひとりでも多くのサウナファンを育てることにつながっている』と考えると、いままで曖昧だった仕事の目的がはっきりしてきますし、まだできることがたくさんあることに気づきます。    例えば、昨今注目を集める『ロウ...

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日々の営業数値から分かること

 温浴施設において、日々の営業の結果は営業日報、月報といった形でまとめられ、過去からの推移を比較したり、運営努力の成果を確認したりすることに活用されているかと思います。   コンサルタントとして現場にお邪魔する時は、損益計算書だけ...

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すべては健康と長寿のために(3)

Iki

 前回、「ほとんどの人はサウナや水風呂に対して食わず嫌い」
「温浴の良さを体感するコツは、自分が思う『熱くてもうこれ以上サウナに入っているのは無理』という限界を少しだけ超えること」と書きました。
 
このことを、具体的にはどうすれば分かってもらえるのでしょうか?
 
にまとめましたが、
①水分補給
②高温ドライサウナよりも中温サウナを選ぶ
③先に湯で下半身を余熱
④座る場所と時間で調節
⑤充分な加温とその後の冷却が大切
⑥慣れてくるまではマイルドに
⑦サウナと水風呂の後の休憩タイムが醍醐味
というような知識があると、一層効果的かつ安全に温浴の素晴らしさを感じることができるでしょう。
 
しかし、これまでたくさんの人にサウナ入浴法を伝授してきた経験から言うと、上記のような情報を伝えて理解してもらうのは簡単なことではありません。
 
一緒に入浴してマンツーマンでレクチャーすることでようやく伝えることができても、ブログに書いたり貼り紙をしたくらいではなかなか伝わらないし、拡散していくのも難しいようです。
 
だからこそ、温浴施設は様々な工夫をしてお客様を集め、サウナファンに育てていくことが大切な使命なのだと思っています。
 
 温浴施設にもさまざまな業態があり、その強みやコンセプトもそれぞれです。
 
しかし、集客して良いサービスを提供し、また繰り返し来店してもらいたい。その目的は一緒だと思います。
 
そのためにどうしたら良いのかを考えた時に、ほとんどの温浴施設に共通するのが、サウナファンを育てるということなのです。
 
泉質や眺望が自慢であるとか、素晴らしい料理が作れるとか、イベントの企画運営が得意であるとか、そういった強い経営資源を持っているのであれば大いに活かしたら良いと思いますが、どのような温浴施設でもそれを高いレベルで実現できるとは限りません。
 
それに比べると、『あらゆる運営努力は、ひとりでも多くのサウナファンを育てることにつながっている』と考えると、いままで曖昧だった仕事の目的がはっきりしてきますし、まだできることがたくさんあることに気づくと思うのです。
 
 
(つづく)
 
 

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すべては健康と長寿のために(2)

前回の話は、簡単にまとめますと、 ───── 国民の4%ではなく、もっとサウナ利用を習慣にする人が増えれば、健康寿命がさらに延び、高齢化社会を支えていつまでも現役で活躍できる人が増えるでしょうし、膨れ上がる一方の医療費も大幅に削減できるでし...

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すべては健康と長寿のために(1)

 習慣的に温浴施設を利用している人は日本人の約2割。そのうちサウナ好きな人がまた2割。つまり日本人の約4%がサウナファンである、という試算を見たことがありますが、感覚的にもそれは実態に近いんだろうと思います。   温浴には素晴らし...

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時流適応って何でしょう?

「これからの温浴業界はどうなるんでしょうか?」と聞かれることが少なくありません。   当ブログでも将来予測的な文章を何度か書いていますが、弊社には温浴ビジネスに関する様々な情報が日々集まってきていて、その中には時流の変化を感じさせ...

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全量入れ替え方式の入浴体験

 先日おがわ温泉花和楽の湯のリニューアル工事が完了し、約3週間ぶりにリニューアルオープンしました。 そして源泉全量入れ替え方式を導入した新浴槽に入浴。 12年前の湧出当時から、pH10の強アルカリだけでなく微白濁で硫黄臭がある個性的な源泉で...

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温泉の純化(5)

以前、この温泉の純化シリーズで、 「源泉はひとつひとつが異なる個性を持ってますから、湧出地の周辺環境も含めて、単純な判断基準で優劣を決めることはでませんし、同じ扱い(施設計画や設備設計)をできるはずがありません。その温泉がもっとも良い状態で...

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温浴施設の設計とコンサルティング

 先日、ある設計の先生と話をしていて、『平面図ができれば、設計の8割はできたようなもの』という話題になった。 先生いわく、「ただし、予算や工期、工法の裏付けがあっての平面図で、それがなければ単なる企画図でしかない。プロの設計とはそういうもの...

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業態進化と精算方式

業態の進化には、モータリゼーションなどの社会的な構造変化だけでなく、技術革新が深く関わっています。 スーパーマーケット業態が普及した背景には、レジスターの存在がありました。セルフサービスで商品大量購入という画期的な買い物スタイルの革新を実現...

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高齢化と温浴

高齢化する日本社会。   「これからは高齢者対応が重要になる」ということで、バリアフリー化や老眼鏡の設置、シルバー料金など、お年寄りに優しい施設とサービスを目指す。   これは誰もが思いつくことで、温浴業界に限らずよく聞...

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夏と温浴

もうすぐ夏。sun「熱中症」という言葉を耳にする機会もだんだん増えてきています。   昔は熱中症という言葉はなくて、暑気あたりとか日射病と言われていましたが、この20年くらいの間に熱中症という言い方が定着したようです。 &...

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入れ墨・タトゥー問題

 外国人旅行者の増加によって、入れ墨客の入浴問題がクローズアップされています。 自分も現場にいた時は、内心ビビりまくりながら怖そうな入れ墨客と話し合ったことが何度もありました。 逆に一見普通の人や身なりの良いお金持ち風の人がとんでもない迷惑...

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長期トレンドと温浴業界

昨今の食品業界や外食産業ではこれまでの低価格戦略一辺倒から脱却し、新しい戦略へと舵を切る動きを随所で感じます。   これが最近の物価基調は食品を中心に強めの兆し、と言われる流れにつながっているようです。   一方、温浴業...

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今の企業体質をつくったのはトップ自身です。

 以前、ある温浴施設の女性ロッカー室の化粧コーナーに、化粧水を顔に噴霧できるという機械をお試しキャンペーンで設置したことがありました。   このキャンペーンはお客様には大好評でしたが、ひとつだけ問題がありました。使い続けていると霧...

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お風呂屋さんの本業回帰

 温浴ビジネスは、公衆浴場業(お風呂屋)以外に、小売、飲食、マッサージ、あかすり、その他大小様々な業種が複合して成り立っています。 それは消費者が入浴と同時に求めるものを提供してきた結果であると同時に、売上機会の拡大という意味も併せ持ってい...

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第9期決算日

 本日、株式会社アクトパスは第9期の決算日を迎えました。 山あり谷あり、本当に勉強になることが多い日々ですが、とりあえず元気で楽しくやっております。 来期はいよいよ第10期。ひとつの節目に向かって、さらに邁進してまいりたいと思います。 日頃...

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【朗報】サウナ初心者・水風呂が苦手な人必見!~誰もがサウナ(温活)を楽しむための7つのコツ~

サウナと言えばフィンランドサウナが有名ですが、世界各地には様々な伝統的サウナ文化があり、日本でも古くから蒸し風呂などが親しまれてきました。 サウナは単に身体を温めたり発汗するだけでなく、習慣的に利用することによって素晴らしい美容・健康増進効...

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廃業施設を見て思う

先日、昨年閉館して売却希望となっている温泉施設の現地視察をしてきました。   過去、運営会社が3度変わって、ついに事業存続ができなくなったとのこと。   電気が止められた暗い施設の中を懐中電灯の灯りを頼りに歩きながら、「...

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成果こそ最善の良薬

 以前のブログで、「最大限に環境を活かし、強みを発揮する方法を徹底的に突き詰めます。すると、ひとつのポジティブな概念に行きつく。それがコンセプト」という一文を書きました。   言うまでもなく『環境を活かす』ことと、『強みを発揮する...

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ピンチに陥った時

 経営をしている以上、想定外の事故や損失、大クレーム…組織にとって不幸で苦痛な状況というのは必ずやってくるものです。   それを完全に避けて通ることはできません。   そのような事態に遭遇した時に、組織のトップはどう対処...

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では、どうやって副作用を起こさずにコストを抑制するのか?

先日、ある会計士の先生と一緒に打ち合わせする機会があり、そこで興味深いお話しを聞きました。   『利益を生み出すためには3つのパターンがある。 1.売上を上げ、経費を落とし、利益を上げる。 2.売上を上げ、経費を変えずに、利益を上...

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儲かる温浴ビジネスに!

運営レベルを上げたいけど、よい人材が定着しない…。 満足度を上げたいけど、水道光熱費負担が大きいから…。 もっと集客したいけど、宣伝の費用対効果が…。 老朽化が進んできたし、そろそろリニューアルしなければ…。 こういった状態で問題を抱えなが...

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塩素とたたかう(2)

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 風呂屋の現場では、高濃度な塩素の液体や錠剤を使うため、取り扱いに厳重注意が必要です。
 
濃度の高い塩素液が間違って衣服に付けばあっと言う間に脱色されてしまいますし、手荒れやガスを吸い込んで呼吸器に異常をきたすことなども日常茶飯事です。
 
お客様から苦情を言われるまでもなく、塩素が人体に害を及ぼす危険な薬品であることはイヤと言うほど分かっているのです。
 
浴槽では塩素は希釈された状態になっていますが、薄いからといって無害とはいえませんし、感覚的にも不快であることは論を待ちません。
 
 考えて見ると、かつての日本では当然のように水道水をそのまま飲用していましたが、今はペットボトルのミネラルウォーターや浄水器を通した水を飲むのが普通になっています。
 
水にも美味しさを追求するゆとりが生まれたのか、塩素の弊害に関する情報が広まり健康志向からそうするようになったのか、いずれにしても水に対する意識は30年前とは大きな違いがあるようです。
 
前述のファミレスでさえ、今や浄水器はもちろんのこと、産地や生産方法、安全性をアピールした食材やメニューを取り入れたり、健康志向の高まりに対応するべく企業努力を重ねています。
 
そんな時代に、温泉愛好家の方々が秘湯や源泉かけ流しを称賛し塩素注入濾過循環を否定するのを、果たしてマニアックで特殊な世界と片付けて良いのでしょうか。
 
私は、温泉愛好家が向かう方向と同じようにこれからの消費者意識全体も、より自然志向であったり塩素の弊害を嫌う方向に向かっていくように思えてならないのです。
 
塩素注入は法律だから、安全衛生のためだから仕方ない…。と諦めてしまうのはまだ早いのかも知れません。
 
 私どもでは「単純塩素泉のセンター系施設」から脱却するために、いくつかの方向性があると考えています。
 
1.塩素と無関係な世界で勝負する
 浴槽ではなく、浴場の環境全体やサウナ・岩盤浴などのお湯を使わない設備を充実させたり、さらに飲食やマッサージといった浴場以外の分野で集客し、事業を成立させることも経営戦略としては有り得るでしょう。
 
2.塩素以外の方法による浴槽水の殺菌消毒
 塩素(次亜塩素酸)以外にも、二酸化塩素・オゾン・紫外線・銀イオン・銅イオン等々様々な代替殺菌方法が開発されています。これまでコストや確実性などから普及が進んでいませんでしたが、時代の変化と共にこれらの方法もあらためて見直してみる時期なのかも知れません。
 
3.結合塩素の発生を抑える
 塩素を注入しても、汚染された水に存在するアンモニア等と反応すると結合塩素となり、遊離塩素は減少してしまうのでさらに塩素を注入することになります。そして、強いカルキ臭をはじめとして塩素の弊害をもたらすのは主に結合塩素の仕業なのです。「塩素くさい」と感じる施設は、単に塩素濃度が濃いというよりも、水質が悪くて結合塩素が多く発生している施設である可能性があるのです。したがって浴槽周りをできるだけ清潔な状態に保ち、浴槽水を汚さないように努力することで結合塩素の発生が抑えられ、塩素注入量も減らすことができるのです。
 
4.塩素濃度に縛られない温泉の提供方法
 濾過循環浴槽は遊離残留塩素濃度を0.2~0.4ppmに保つことが法律で定められていますが、源泉かけ流しであれば基本的には塩素を投入しないでも浴槽水の衛生管理ができます(保健所によっては源泉かけ流しでも塩素注入を求められるケースもありますが…)。また温泉の提供方法は浴槽とは限らず、飲泉・シャワー・スチーム・化粧品等、様々な形で天然温泉の恵みを享受する工夫が生まれています。
 
5.塩素の弊害を技術的に緩和・克服する
 塩素の弊害を緩和・克服する方法は、科学的にまだうまく説明できない技術も含めて次々に登場しています。良い結果が出るならそれに越したことはないのですから、一概に『非科学的・トンデモ系』と拒絶せず、これらの新技術とも積極的に向き合ってみることがこれから大切だと思っています。
 
施設によっておかれている環境も設備もそれぞれですが、諦めずにこれらの方向性を丹念に追求していくと、現状よりも良い状態にできる余地はまだ多く残されているのではないでしょうか。
 
セミナーでは、上記の方向性を実現する方法についても具体的にお伝えしていく予定です。どうぞご期待ください。

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塩素とたたかう(1)

単純塩素泉』あるいは『センター系』という言葉をご存じでしょうか?
 
単純塩素泉というのは、単純泉(単純温泉)という温泉法上の分類用語をもじって使われているもので、「塩素以外に特徴が感じられないお湯」のことです。
 
センター系というのは、温泉に塩素を投入して濾過循環している温浴施設全般を指す言葉で、歴史的にいわゆるヘルスセンター、健康センターと呼ばれた大型温浴施設の登場(1950年代)から濾過循環設備を持って毎日換水を行わないタイプの温浴施設が普及したことに由来します。
 
いずれも塩素投入と濾過循環によって天然温泉が持つ本来の良さが失われていることを暗に批判しており、そういった『湯づかいがダメ』なタイプの温浴施設に対する蔑称とも言えるでしょう。
 
いずれも秘湯や源泉かけ流しが好きな温泉愛好家の方々が使う言葉なのですが、私がはじめてこれらの言葉を耳にした時は、正直に言うとムッとしました。
 
塩素投入や濾過循環自体は、悪意を持ってやっているわけでも行き過ぎた儲け主義でもありません。公衆浴場である以上は浴槽水を一定の塩素濃度に保つことが法によって定められており、もしそれを怠ればレジオネラ菌による重大事故を引き起こす恐れがあるのですから、法律上と安全衛生上の義務なのです。
 
実際、温浴施設の現場ではお客様から「塩素が臭くて不快だ」「塩素のせいで体調が悪くなった」とクレームを言われることが少なくありませんから、もしも入れずに済むものなら誰も塩素なんて入れたいとは思っていません。残念に思いつつも、遵法と安全衛生管理のために仕方なくやっていることなのです。
 
個人的に秘湯を求めて旅することが好きであったり体質的に塩素過敏症であったり、それぞれの事情で温泉施設を取捨選択するのは当然のことだと思います。
 
しかし、社会的に発言力を持った人たちから公然と『単純塩素泉』『センター系』と蔑まれては、真面目に風呂屋をやっている側としては立つ瀬がありません。
 
例えば、ファミレスなどの外食産業で提供するメニューの多くが加工食品であり、現場の厨房で素材をイチから調理することはできません。その代りに、多彩なメニューを安定的な品質で、お手頃価格で提供しているのです。
 
それをつかまえて『工場で作った加工食品なんてニセモノ。職人の魂がこもっていないし、いろいろな添加物も入っている。そんなもの食べるべきじゃない。』と批判する人はあまりいないと思います。
 
食べ物にこだわるのなら、それなりの料金を払って一流店に行くなり、自分で良い素材を入手して調理するなりといった手段があるわけで、ファミレスに本物のこだわりを求めるのはお門違いと言うものです。
 
以前の私なら、「コアな温泉マニアはマーケット全体から見ればごくわずかであり、マーケット全体の意見ではありませんから、あまり気にしないようにしましょう。」といって片付けていた話かも知れません。
 
しかし、時代は移り変わるのです。
 
(つづく)

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原理と原則

 原理とは、事物・事象が依拠する根本的な理。原則とは、多くの場合に共通に適用される基本的な法則。   最近このことを考えさせられています。   かつて、私のコンサルティングアドバイスの中心にあったのは「一番化戦略」でした...

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冬の備えと円安の備え

 そろそろ本格的な冬の到来を感じさせる季節になってきました。   冬といえば、温浴施設にとっては何かと気ぜわしい季節です。   燃料費や電気代の増加、凍結や大雪、ノロウイルスやインフルエンザの流行、湯あたりで倒れるお客様...

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断食と資金繰り難

最近、断食(ファスティング)に関心を持っていて、自分でもいろいろと実践してみています。   簡単に言うと、   ───現代人は「一日三食」とか「一日に必要なカロリー」といった考え方に囚われて、本来の必要量よりも食べ過ぎて...

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コンセプト(concept)

 最近、ご支援先で「コンセプト」が議題になることが増えています。   コンセプト(concept)という外来語は、辞書を引けば「概念」という意味ですが、日本語でコンセプトという言葉を使う時は、「全体を貫く基本的な概念」を表すことが...

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温泉の純化(4)

■ふたたび、温泉とは何なのか?    このシリーズで私が温泉の成分からpH、酸化還元電位などの指標や源泉かけ流しにまで疑問を投げかけているかのような文章を書いたことで「望月さんは温泉好きじゃなかったの?」と違和感を感じた方もいらっ...

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温泉の純化(3)

 「純化」という言葉で辞書を引くと、 1.まじりけを除いて純粋にすること。また、邪心などをなくすこと。醇化。「不純物を除いて成分を―する」「精神を―する」   2.複雑なものを単純にすること。単純化。   とあります。 ...

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温泉の純化(2)

  最近、温泉入浴を勧めるマスコミ記事を読んでいたところ、温泉浴によって得られる大きな作用として「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」の3つが挙げられていました。よく考えてみると、これらの作用は必ずしも温泉水でなければ得られないものではなく、...

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温泉の純化(1)

■温泉とは何なのか?    先日おふろ学校で講演をさせていただいた際に、これからの温浴を考える上でのキーワードとして、「サウナの進化」という言葉と並べて「温泉の純化」という言葉を初めて使いました。    温浴施設の新規開...

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断食4日目(回復食)。

三日間の断食を終え、今日から回復食期間。   断食後はいきなりドカ食いしてはいけないという話を聞きます。兵糧攻めにされた兵が、開城した後に提供された食事をいきなり食べて死んでしまったという話とか。   断食で内臓が休眠中...

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断食3日目。

朝はスッキリと目覚め、空腹感もそれほど辛くありません。   不思議なのは、いつも宣言と挫折を繰り返しているダイエットや禁酒の時は我慢することがすごく苦痛で仕方ないのに、今回は目的が違うせいなのでしょうか。空腹感は感じますが精神的に...

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断食2日目。

断食2日目。   空腹感があり、身体に力が入らない感じですが、精神的には落ち着いています。   ところで、今回の断食の目的はいつものダイエットではありません。   「現代日本人の一般的な食生活は食べ過ぎであり、...

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サウナの未来

厚生労働省の統計によれば、サウナが減り続けています。

Sauna_toukei

「サウナ」という業態分類の定義が曖昧ですが、公衆浴場法の届出上「サウナ」に分類されている施設は、平成5年のピーク時に2,988件あり、そこから約20年間で1,820件ですから、約2/3にまで減少していることになります。
 
統計が示すように、「サウナ」とは衰退業種なのでしょうか?
 
弊社事務所は銀座3丁目にありますが、夜遅い時間になると客待ちのタクシーが行列をつくっているのを見ることができます。かつての繁華街は客待ちどころか、タクシー待ちの酔客が列をなしていたことから考えると、隔世の感です。
 
その繁華街で酔った中年男性が行くところ、というのがいわゆる都市型サウナの典型的なイメージですから、そういったマーケットのみを対象とする限りは衰退業種となるのもやむを得ないのかも知れません。
 
 「サウナ」を取り巻く市場環境は、この20年で大きく変わっています。
 
前述のように「繁華街の酔客」は減っていますが、一方で伸びているマーケット、新しく生まれたマーケットもあるのです。
 
例を挙げると、
①温浴ファンは増えている
 かつて銭湯、温泉、サウナはそれぞれ独立したマーケットでしたが、健康ランドやスーパー銭湯、日帰り温泉、公共温浴施設などの普及によって、特定の業態に依らない「温浴」マーケットが台頭し、市場規模を拡大してきました。外風呂に行く習慣を持つ人は、20年前よりも増えているのです。
 
②サウナファンは増えている
 業態としてのサウナ店ではなく、設備としてのサウナを愛好する人は確実に増えています。今や小中学生も親と一緒にスーパー銭湯のサウナを利用する時代です。子供の頃からサウナに慣れ親しんだ年代も続々と社会人になっています。
 
③普及期を経て本格サウナ志向へ
 20年前に誰も知らなかった「ロウリュ」は今やサウナファンなら誰もが知っているように、一定の体験を積んだ消費者の要求はさらに高度なものへと移り変わって行きます。単に汗をかくための熱い部屋ではなくて、より快適で魅力的なサウナが求められるようにマーケットの質が確実に変わってきています。
 
④メンズビューティマーケット
 中高年男性には考えにくいことかも知れませんが、メンズエステなど男性の美容を目的とした店舗も様々な業態が登場しています。かつてはほどんど存在しなかったメンズビューティマーケットが拡大しているのです。サウナ設備を軸に、美容サービスを提供することで新しいマーケットを取り込むことが考えられます。
 
⑤アクティブシニアマーケット
 一昔前は「アクティブシニア」と言えばお金と時間に余裕のあるシルバー世代の余暇マーケットのことを指していました。しかし、今後少子高齢化が進む日本では医療や介護で社会を支えるには限界があり、これからは75歳まで現役で元気に働くために積極的に健康な身体を獲得する必要性が高まってきます。これまでの温浴には「レジャー」や「癒し」などの役割がありましたが、今後は「健康づくり」という具体的な役割が一層重要となってくるでしょう。
 
このようにサウナを軸として考えた時に、繁華街の酔客マーケットは縮小しても、伸びているマーケット、新しく生まれたマーケットがあるのですから、そのマーケットをしっかり捉えることができれば、サウナ業態には大きく飛躍する未来が待っているのです。

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  株式会社アクトパス 代表取締役 望月 義尚
  〒104-0061東京都中央区銀座3-11-5 第2中山ビル7階
  TEL:03-3524-2681 FAX:03-3547-6126
 ・公式サイト: http://www.aqutpas.com/
 ・通販サイト(浴場市場): http://www.yokujoichiba.jp/
 ・Facebook: http://www.facebook.com/yoshihisa.mochizuki
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サウナに入るから元気なのか、もともと元気だからサウナに入るのか

(この写真は2010年に株式会社メトスのサウナ実験室で撮影したものです。実際の温浴施設では浴室内にビールの持ち込みはできません。)   人様にサウナの素晴らしさや効能について熱弁すると、 「熱いサウナから冷たい水風呂に入るなんて考...

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限られたスペースだからこそ

 先般新潟県でリニューアルオープンした温浴施設はビジネスホテルと併設でしたが、温浴部門を改装した結果、ほとんど改装していない宿泊部門の業績が絶好調になったとの報告を聞いて、以前にもそんなことがあったのを思い出しました。 有馬温泉太閤の湯も、...

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